2の呪縛

何か物事を見つめるとき、利き目に便り、一点を見つめてしまいがちだった。ある日気づいたことは、生物は1つでは存在し得ないということだ。

拮抗の中で新たなものが生まれ、衝突の瞬間に新たなエネルギーが生まれる。

細胞は二つに分裂する。三つには分裂しない。

右手は左手を、左手は右手の様子を伺いながら、実は同期システムにのっとりながら細胞分裂を繰り返しているのではないか。

市場が発達する場合も、1事業体では発達せず、2つの企業が必要だ。

新たな命は1つ生まれているのではなく、実は2つ生まれているのかもしれない。

もおごとを探すときは常に、対となる2つを、広大な宇宙と、無限の可能性をひめた次元の中に極小点を二つ探していくことが適切ではないかと思う。