幻聴か現象か

視神経を通って脳が現実を処理する際に上下左右どれが正しいのか分からず、絵にそのことを描いてしまうような、妄想と現実のはざまで現象をとらえる。

はてしない遠くから声がしたとき、おとなはその音を認識することができない。一部の人は空耳と思うがまずは気づかない。しかしその音はもしかしたら10年後からやってきた音が時間のフィルターで濾されてすこしすがたを変えたものかもしれない。

自然のフィルターにもみほぐされて、荒波をくぐりぬけてきたものはか弱いがなかなかくたばらない。

昨日見た夢が、たまたま昼間瞬間的に目にした会話の記録が原因だったとしても、そのことを注意深く思慮しないことには答えは見つからない。

手を動かすとかならず肘も動き、首も動いている。

会話の空間で宙にういているそのことに関して木から仏像を彫り出すようにたしかめる。

予定とは決めるものではなく、決まっていくものだ。

記憶に残っていなかったとしても、体の奥底で自分の行動の手前の手前を決めているその正体をつきとめろ。