思い出の冬眠

いつまで経っても消えない傷があるかもしれない。頭では忘れていても、細胞の深くに刻まれた大切な記憶がそこに眠っている。

右手の甲の薬指の傷は、大切な人との思い出かもしれない。

多くの人の心に傷をつけて去っていくその人は、なにか深い思い出を欲しがっているのかもしれない。