社会的コミュニケーションにおける脳の認識限界は150人。事業拡大するなら『数を増やさずに数を増やすとんち』が必要。

簡単な質問があります。

『親密な人は何人いますか?』

小学生のときのクラスが一緒だった人で現在も仲のいい人はだれですか?

中学生のときの同級生でいまも飲んだり騒いだりする人はだれですか?

高校生のとき、大学生のときの同級生でいまも変わらず一緒に楽しむ人はだれですか?

 

 

たとえば

小学校の学年全体が200人

中学校の学年全体が200人

高校の学年全体が400人

大学の学年全体が400人

社会人になってからは除きますが、この場合、大学までで全部あわせると、1200人いますね。

 

1200人のうち、現在でも半年に1回以上会う人は何人いますか?

 

おそらく30人もいないくらいではないかと思います。

 

質問を変えます。

 

毎月1回ほぼ必ず会う人は何人いますか?

 

7人くらいでしょうか?

 

 

毎週のように会う人だと何人いますか?

 

3~5人くらいでしょうか?

 

 

もう1つ、話題を変えましょう。

 

 

ゴレンジャーなどのスーパー戦隊シリーズのメインキャラクターは何人でしょうか?

→赤・黄・青・緑・ピンクで五人

 

 

セイントセイヤのメインメンバーは何人でしょうか?

→ペガサス星矢・ドラゴン紫龍・キグナス氷河・アンドロメダ瞬・フェニックス一輝で五人

 

 

ドラゴンボールのメインサイヤ人は何人でしょうか?

→孫悟空、べジータ、孫悟飯、孫悟天、トランクスで五人

 

 

仲間が20人も30人も出てくるような漫画で売れている漫画はあるでしょうか?

 

ぱっと思いつきません。

ワンピースのように仲間が10人くらいいる漫画もありますが、一度のシーンでクローズアップされる登場人物はやはり5人未満になるでしょう。

 

脳の認識限界を知る

ここまでで、友人の話題と、漫画の話題がでましたが、

こと、事業拡大の話になると、

売上を増やすためにお客様をたくさん増やそう、

宣伝してくれるビジネスパートナーをたくさん増やそう、

メルマガ会員をたくさん増やそう、

ブログ読者をたくさん増やそう、

・・・というのはよく聞く話です。

 

 

しかし、ビジネスのときだけ友達の話や漫画の話と違います。

違うということは間違った考え方ということです。

 

 

 

 

『脳の認識限界を知る』という話が今回のテーマです。

主人公が30人もいる漫画を描けと言われても、全然イメージが湧かないのと同じく、ビジネスで1人の人間が多くの人と継続的に仕事をするというのは無理難題です。

 

ダンバーズナンバー

英オックスフォード大学、米マサチューセッツ工科大学、米コーネル大学などで、脳がコミュニケーションをとることのできる限界人数は150人という研究論文も発表されています。この150人は階層に分かれており、親密度の高い順から5人/10人/35人/100人と分かれて、合計で150人だそうです。

Your Brain Limits You to Just Five BFFs

Calling Dunbar’s numbers

 

 

つまり人間の脳の認知の仕組み上、そもそも取り扱う数を増やすというのに無理があります。

『数を増やさずに数を増やす』というとんちが必要です

 

数を増やさずに数を増やす

うまく事業拡大している企業は例外なくこの5人/10人/35人/100人の階層分けを守っています。

エンドユーザー

代理店

ビジネスパートナー

社員

株主

すべての利害関係者とのつながりを5人/10人/35人/100人の階層に分けるべし。

この事実は、組織作りの大きなヒントになるでしょう。

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