エンペラータイム

いつからか記憶にないが、ずっと右耳と右顎がずれているような気がしていた。

まるでずっとなにかを突きつけられているかのように緊張し、左右の顎は左右対称に開くことはない。

なぜなのだろうか。

相当大きなストレスが、体の芯に残っているかのようだ。それは額の雷なのか、それとも帝王の証なのだろうか。

これは永らく呪縛だったということはよくわかる。

ずいぶん最初のほうから食い違っていたということに気づく時、人生は根底からひっくり返されそうだ。