Sunkist


不意に、左側のほうからなにかが主張してくるのを感じた。

ある寒い日の朝、山のなかで、澄み切った空気の中、太陽を凝視した。

不思議と眩しくはなく、何分かは太陽を見つめていただろうか。

その光は暑くもなく、どこか別の次元に消えていくかのように、目を、自分の体を通り抜けた。

感性が変わったのだろうか、今回は頭の中が熱くなる。

フレアがうごめきのなかでこちらまで届いているようだ。オーロラの匂いを感じる。

そして不思議なことに、この太陽は沈まないのだ。