結界

結界という言葉は英語に存在するのだろうか?

Sacred Boundary、Unordinal Zone、Religional Space、Secret Shelter

思いつく限りを挙げてみてもしっくりこない。

結界とは外とは隔絶された、独自のルールで動く空間である。

そこには宇宙の法則が適用されうるが、地球の法則は適用されないかもしれない。

世の中には一年が1000日の星もあれば一年が100日の星もある。

地球上には半年間昼で、半年間夜の地域がある。

結界とは、誰かから、何かから守られる場所である気がする。

結界は我が身の中に存在している気がする。

そしてそれは我が体と信頼関係をもつものとの間にうまれる関係性である気がする。

そしてその使い方はあまりにも簡単すぎて、発動していることに気がつかない。

人が生来的に有するセキュリティシステムのような。

ひょっとしたら危機というものはあまりに小さすぎて気付かずに通り過ぎてしまうものなのかもしれない。

あらゆる危機は小さすぎて、捉えるのに不十分すぎるほど繊細だ。

合理的な人間論はとっくの昔に消え去った。人が持つ非合理性は、ひょっとしたらあまりにも大きな可能性を秘めているかもしれない。人間を作り上げる不合理性は人々の心を豊かにするスパイスであろう。

両腕につけた腕時計はもはや役に立たない。地球時間は体内時計を表現してはいない。

無になるとき、そして人間の本質的な力を頼り切るとき、DNAと対話するとき、人は宇宙のゆりかごで団欒できるのだろうか。