乗り物の速度リスクに対する身体の硬直反応の考察

いつの頃からか、乗り物に乗るときに体を固く、気構えてしまっていることに気づいた。

乗り物に乗ってしまうと、自分の体や手足では危機回避できないほどのスピードやGがかかってしまう。

そのことを身体が無意識的に認識し、体を強張らせてしまっていたようだ。

小さい頃ブランコから落ちたり、猛スピードの自転車でクラッシュしたり、もしくはもっと小さい頃に椅子から落ちたり抱っこされて滑って落ちたりなど、いろいろな痛みの記憶が残っているのかもしれない。

昔からタクシーや乗用車、バス、飛行機、クルーザー、船、どんな乗り物でもだいたい具合が悪くなっていた。

この乗り物酔いに関して克服法を考え続けていたのだが、克服法を考えるためにはまず現象を捉え、原因を特定する必要がある。

やっと原因を探り当てた気がする。

原因は2つ

1.自分の筋力では到底コントロールできないくらいの速度リスクに対して身体が強張ること

2.閉鎖的空間で多数の人がいることにより、多くの人から身体的な影響・ストレスを受けること

この2つを克服するための理想の身体イメージとしては波乗りや乗馬が近いかもしれない。

チーターが背骨を揺らしながら高速で走る姿や

イルカが海を背骨を揺らしながら高速で泳ぐ姿も理想とするイメージに近い。

初めていく場所や人の多い場所は思った以上に身体が反応する。赤ちゃんはよく場所見知りするが、大人も麻痺しているだけで基本的な反応は同じはずだ。体における記憶のバイアスをリセットして今その時点での空間情報に対応できないと具合が悪くなる。

地形や空間の特徴を捉えながら、場に自分自身を合わせていく。野生動物が初めて訪れた場所をうろうろする感じに似ている。

個の肉体では到底引き受けきれないリスクを背負うと、無意識のうちに体は強張る。

脊椎動物が身体的なストレスを回避するためには、月の重力を捉え、星の導きを感じ、地上を泳ぐように野生的に身体を使いこなすことが良さそうだ。