年末年始のお月様

年末年始は独特な時間帯だ。

31日に近くにつれて街中の思考が停止し、皆が無意識に今年を振り返るモードに入る。

都心の仕事が止まり、はるか遠くの音が聞こえるかのように、しーんと冷たい空気が澄み渡る。

月がはっきりと、星がその回転の様子まで分かるかのように確かにその光を届けて来る。

 

全ての時が止まったかのような年末年始は、みんなの心と体が休まるに連れて、

自分の体も急速に向かって力を抜いていく。

誰が決めたのかわからないが、元旦は全てが新しくリセットされる力を持っているのかもしれない。最も力の抜ける元旦に近づくにつれて、あらたな発想が舞い降りる。

上限が過ぎた半月の近くの空に、かすかに動く光が見え、そして程なくして消えた。

来年のような、前年のような、、、

それとも遠い昔か、遠い未来のような、、、

年末年始のビジョンは大体つぎの元旦にはよい思い出になる。