イチョウの樹

gingko

樹齢400-500年。

江戸時代からこの場所を守るイチョウの樹の周りには、豊かな芸術が広がっている。

maidenhair tree

場所が人を作るのだろうか?

日比谷公園の中心にある松本楼は、都会のなかに唯一残されたオアシスのようだ。

matsumotoro

そこにいる人たちはみな時間の過ぎるのを忘れ、風のそよぎと太陽の暖かさに浸っているように見える。

karasumi spagetti

松本楼のからすみスパゲティ。

からすみは、ほんの少し入っているからこそよいのだ。

台湾のお土産の大きなからすみを頬張っても、ほんの少しからすみがまぶされたスパゲティの調和の感動に勝つことはできない。

 

hibiyayaon

日比谷公園には音楽が流れ続けている。

カラスがカァーカァー鳴き、

小鳥がぴよぴよさえずり、

笹の葉がなびいている。

公園事務所のアナウンスが流れる。

風が肌をサァーッと通り過ぎていく。

 

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噴水の音を聞きながら、風に舞う水しぶきを浴びながら、一匹の白い鳩が、何か物思いにふけっている。

 

日比谷公園の大音楽堂は、まるでカエサルがローマの聴衆にその未来を語った名残かのようにそこに佇む。

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風で土が舞い上がる。

松のタネが落ちてくる。

松の種

 

我先にといわんばかりに、綿毛も水に降り注ぐ。

綿毛

イチョウの樹は深い根を張って、それをただずっと見守っている。

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